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親が勉強を教えたり口出ししたりするのはいつまでOKか?

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小学校低学年のうちは親の学習サポートが大事だと言われます。学年が上がっていくと次第に「もう自分で出来るでしょう」と言いたくもなりますが・・・。親が付き添っていないとすぐ他の遊びに夢中になってしまったり、やっていると言ったものの実はやっていなかったりと、自律への手助けに悩む声も多いようです。

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■低学年までは寄り添って
子どもの心と体は年齢と共に成長していきますので、学年を一つの目安として考えるのが自然です。低学年の間は、学習の習慣も身に付いていませんし、「分からないことを調べる」といった基本的な行動が分からないものです。教え込むというより、お手本を見せるという関わり方が良いでしょう。宿題等の丸付けも親の役割となっている小学校も多いのですが、せっかくですので丸付けだけでなく、過程も見てあげられたらベターです。勉強を教えるというより、一緒に取り組むことをおすすめします。

・学校で配られたプリントを渡す
・連絡ノートを親子で確認する
・その日に習ったことをおしゃべりのなかで聞く(復習になる)
・宿題をする(復習になる)
・時間割と持ち物を一緒に揃える
・自主学習(通信教育や塾の宿題も含む)
・教科で習うことを暮らしの中で追体験させる
・分からないことを一緒に調べる

■中学年からは距離感を大切に
ギャングエイジとも呼ばれる小学校3年生からは、本人ができることは本人に任せ、自立に向けて少しずつ距離をとっていきましょう。自己主張が強くなってきますので、親が勝手に決めるより子どもと話して進めていく方がスムーズです。生活科から理科社会に変わりますし、その教科も本格化していきますのでしっかり取り組み、苦手教科や苦手分野を作らないことが大切です。ちょっとした苦手意識が学習意欲全般を下げることになってしまいます。勉強は何もかも教えるより、つまずいているところだけをじっくり教える方が良いでしょう。

・配布物や連絡ノートの確認
・その日に習ったことや学校の様子を聞く
・宿題や自主学習の進度チェックと丸付け
・その週どんな持ち物が必要かを聞く
・教科で習うことを暮らしの中で追体験させる
・身の回りの整理整頓を教える

■高学年からは見守り役に徹して
10歳を過ぎるとプレ思春期。自分の考えを形作って行く時期なので、大人っぽいことを言ったかと思えば幼児のようなわがままを言ってみるなど、揺れ動くのが特徴です。まだまだ頼りなく見えるかもしれませんが、高学年からは口出し厳禁。この段階になると親はマネージャーですね。基本的には本人のことは本人が決めるものと、親の方で一線を引く感覚を持ちましょう。勉強を教えるのは、子どもが質問してきた時だけと心得て。

・配布物と学校での様子はチェック
・丸付けは子どもが自分でします
・親は進度チェックとスケジュール管理を
・身近に好奇心を刺激するものを置く
・身の回りの整理整頓を定着させる
・家庭の本棚を充実させる

コラムニスト 山下 まちか