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学習効率の良い子は、複数の勉強場所を持っている

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学校外で子どもが勉強をする場所といえば、自室が一般的です。しかし学習効率の良い子ほど、いくつもの勉強場所を使い分ける傾向があるようです。

kyoikunavi20150730

学習効率の良い子は自分の部屋以外で勉強する

私が高校生の時、成績が学年トップであった子、2位であった子はいずれも、自宅では自室ではなくリビングなど家族のいる場所で勉強することが多いと言っていました。以前私が家庭教師として指導に当たっていた中学生の親御さんも、「小学生の頃はよくリビングで勉強をしていて、その頃は成績も良かったのですが、中学校に入って自室で勉強するようになってから、成績が落ちてしまって」という話をされていました。現役で東京大学に合格をした私の幼馴染も、兄弟が多く自分の部屋がないため、自宅では家族のいる部屋で勉強をしていたと話してくれたことがあります。あくまでも私の周囲にこうした人が多いだけかもしれません。しかしどうも、学習効率の良い子というのは、自分の部屋以外で勉強をする傾向が強いように感じます。

静寂は思考を拡げてくれるが、集中力を削いでしまう

勉強に適した場所として多くの人が思い浮かべるのは、自室や図書館などの静かな場所でしょう。しかし必ずしも、静かな場所でばかり勉強をしていれば良いというわけではありません。静かな場所で勉強をしていると、テキストを読んでいるようで別のことを考えていたりということが珍しくありません。静寂というのは勉強へと意識を集中させてくれるようでいて、実際には思考を膨らませる効用が強くあらわれ過ぎて、勉強すべきこととはまったく関係のない方向へと意識が向いてしまうのです。ですから、たとえばリビングで家族から、あるいは教室でクラスメイトから、「何の勉強をしてるの?」という声を掛けられた方が、一見煩わしいように見えて、集中力を持続させることができる場合があります。学習効率の良い子は、周囲に他の人がいる環境も学習の場として有効に活用しているのです。

どこでも勉強できれば、"本番に強い子"になれる

自室で勉強をしていて集中できない時も、場所を変えると集中できるようになることがあります。特に日頃からリビングなどで勉強している子にとっては、勉強場所の選択幅が拡がります。一見集中できないようなカフェやレストラン、電車内など決して静かではない場でも勉強できるのです。気分や学習内容によって幅広い選択肢から勉強場所を決められるので、臨機応変に対応をして学習効率を高水準で維持できます。またさまざまな環境で学習経験を積むことで、試験やテストなど特殊な環境下でも集中力を発揮できるようになり、"本番に強い子"になります。

「なかなか成績が伸びない」、「勉強に集中できていない」、そんな様子を我が子から感じ取った場合には、ぜひ子どもの部屋から連れ出して、部屋の外で勉強をさせてみてください。